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いやー、10月は目一杯忙しかった。
まず月頭に、大学進学の折に上京してきてから長年住み続けてきたアパートを引っ越すことにしまして、その準備やら片付けやらがとにかく終わらないこと終わらないこと。
なんとなく引っ越ししたいなあ、と考えて物件サイトなんか眺めてたら、23区内で、広くて、そこそこ安くて、防音室付きというなんとも美味しい物件を見つけてしまったもので、「思い立ったが吉日!」とノリと勢いで引っ越しを決めてしまったもんだから大変。
荷物はまとまらないし、各種手続きはめんどいしで、とにかく準備に一苦労でした。
もう引っ越しちゃったから言っても良いと思うんだけど、以前は都立家政に住んでました。
西武新宿線。
住んでた部屋、防音しっかりしてるし、大家さんはいい人だし離れづらかったんですが、まあ流石にいい歳して6畳1Kに住み続けるのは無理がありました。
楽器やら自転車の道具やらで足の踏み場もない状況だったし。
でも都立家政はホントいい街だったと思うよ!
飲食店が少ないのがマイナスポイントだけど、両隣の鷺ノ宮や野方よりも落ち着いた雰囲気だし、新宿までも出やすいし。
「西武線っていまいちじゃね?中央線沿線のほうがよくね?」って思う人、特に上京してくる学生さんに多そうだけど、利便性は大差ないし家賃とか考えると西武線おすすめ!
しかし、引っ越しもお金がかかって胃が痛くなりますねえ。
家具もかなり買い換えたせいで出費ががが。
ベッドも買い換えたんですが、前に使ってたベッドを引き払うときに動かしたら、持ち上げた途端金属の接合部が解けてバラバラになったのはびっくりしたね。
煮過ぎた角煮みたいにベッドが崩れてたね。
あんな危ないものの上で寝てたなんてびっくり。
ベッドはいいモノ買わないとダメですね。
睡眠は生活の基盤。
そうそう。
学生のときから同じ場所にずっと住んでた引っ越し初心者なもので、引っ越し業者を決めるのに「一斉見積もり」的なのに申し込んだんですが、これは全くの失敗でした。
申し込んだ途端に各社から営業の電話がかかってきて、鬱陶しいったらなかったです。
同じ所から何度も何度もかかってくるのには、とにかく辟易しました。
結局「一番営業がしつこくないところに決めよう」と思って選んだんですが、これは正解だったかもしれないです。
「ヴォイス引越センター」という業者にお願いしたんですが、安いしやり取りもスムーズ、引越し当日の際には「近くに手の空いた者がいたので」とのことで、急遽人員を増やしてくれる神対応で、なんの問題もなく引っ越しを終えることができました。
埼玉、神奈川、東京都で引っ越しの皆様、ヴォイス引越センターおすすめですよ!(ダイレクトマーケティング)
画像は都立家政の隣駅、野方の大好きなラーメン「花道」
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引っ越しが上旬にあったばかりで、11/12にはすぐにNO LEAF CLOVERでのライブもありました。
piecepodとの2マン。
イベントタイトル「ノリピー!」。
悪意はないよ!
piecepodには、いつも主催イベントに呼んでもらってて「いつか2マンやりましょう」と常々話していたので、漸く実現できてうれしかった!
ファンタジックで物語の奥行きを感じさせる楽曲と、楽曲の持つメッセージ、イメージを真摯に伝えようとする演奏と、それとは対象的に男子高生のじゃれ合いのようなMCが彼らのライブの魅力だと思います。
11/28(土)にはワンマンもあるので、ぜひ皆様足を運んでくださいな。
で、そのpiecepodとの2マンなんですが、新曲もやったりお互いの曲のカバーもやったりして練習することが沢山で大変だったんですが、最後にお互いのメンバー全員交えて、一曲カバー曲もやりました。
なぜかTOKIOのLove You Only。
みんなが知ってる曲、自分たちが好きな曲、ということで選曲を考えていたんですが、メンバー7人もいたらそれぞれ趣味も違うし、まったく噛みあう曲っていうのは選ぶのが難しかったんですが、そこはジャニーズ、90年代ポップスの偉大さですね。
改めて楽曲を練習してみて、歌詞やメロディーの完成度に感心してました。
「君が熱い恋をするなら世界で僕しかいない」
なんて、あんな美男子たちに歌われたら、そりゃ恋に落ちますわー!と。
普段自分たちで曲を作って、自分たちの曲を演奏していると、「どうしたらこの曲はうまく伝わるかな」「どうしたらもっと楽しんでもらえるかな」とある意味悩みながら苦しみながら演奏している部分も多くあります。
そういった時に、こうやって「好きな曲を好きな連中と好きに演奏する」ということをやると、そういう悩み以前の、原初的な音楽の楽しさを思い出すことができたような気がします。
piecepodありがとう&これからもよろしく。
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で、月末には更にライブが。
10/30・31に札幌で弾き語りのライブをしてきました。
「Sapporo MUSIC Innovation 2015 Halloween」というイベントで、札幌のアカシックレコーズ/愛宕音楽院さんというレコード会社/音楽学校様にお呼ばれしまして、行ってきた次第です。
そもそもどういう流れでそうなったんですか?という話なんですが、僕、8月に自転車で旅しながら各地で路上ライブやるというのを一昨年からやっておりまして、今年2015年は東京から札幌まで行ってきました。
で、札幌で歌った際、そこでアカシックレコーズのNaNa☆さんというシンガーの方が見に来てくださって、そこからご紹介くださった繋がりで今回札幌でまた歌わせてもらうことになりました。
実は飛行機というものに乗ったことがほとんど無くて、今回人生2度目の飛行機でした(前回はマニラでのライブのとき)。
羽田から慣れない手続きを済ませて機内に乗り込んで、いざ離陸したと思ったら、もう一瞬で新千歳。
ちょっと居眠りしてる間にあっという間でした。
「自転車で3週間かかった道のりが1時間半か……」と現代文明の力に感動しました。
まず30日はお昼に札幌につき、まず札幌ファクトリーでNaNa☆ちゃんのバーター(?)で歌わせていただいて、その後すぐに狸小路へ行き新メッセホールで歌いホテルへ。
翌日は、夕方ごろにメッセホールで歌いその足で急ぎ最終の飛行機で東京に帰るという強行スケジュールでした。
そのせいでせっかく札幌まで行ったのに美味しいものがあんまり食べられなくて残念!
ラーメン3杯しか食べられなかった!
今回は喜来登、らーめん信玄南6条店、新千歳空港の一幻行きました。
あと回転寿司食べたり、ファクトリーで肉まん買い食いしたり……。
あ、やっぱいろいろ食べてたかも!
「Twitter見てるだけだと食い倒れ旅行にしか見えない。本当にライブしてきたのか怪しい。」って帰ったらうちのギターの稲井に言われたよ!
いやー、でも北海道何食べても美味しいからね。
新千歳空港のラーメン街だけでも2日は楽しめそうなレベル。
また行きたいなあ……。
あ、食べ物の話ばっかりじゃなくて。
ライブの話。
そんな強行スケジュールなもので、リハーサルの時間もほとんど無いまま、Nana☆ちゃんとのセッションや、学生さんとのバンド演奏があって、割りと現地につくまで不安だったんですが、そこは流石専門学校生。
バンド演奏事前にばっちり合わせてきててくれたし、短い時間でのコーラスの打ち合わせでも「ここはこういう風に」というオーダーをばっちり合わせてくれて、真面目で偉いなあと素直に感心しました。
演奏だけじゃなくて、身の回りのこともすごく良くしていただいたり、礼儀も皆さん本当にしっかりしてて、僕が学生の頃なんかもっとちゃらんぽらんだったのに、偉いなあ、ちゃんと学校の指導も行き届いてるんだな、と。
で、当日はギターでの弾き語りで何曲か歌わせてもらいました。
そんなわけで学生さんが多いので、多少なりとも長生きしてる先輩として、何が伝えられるかなとか、(学校のイベントだから)何を教えられるのかな、ということを自分なりに考えて歌わせてもらいました。
それをまたここで言葉にするのも野暮なので、そこにいた彼らに何かしら届いていることを祈っています。
写真は喜来登。すげー美味しかった。
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10/30・31と札幌で歌ってきた翌日は東京でNO LEAF CLOVERライブ。
まるで売れっ子みたいなスケジュールだー!
勝手に自分で組んだだけだけど!
11/1は「ドキ生R」というライブに出演してきました。
ボカロPによる生演奏を謳ったライブ・イベントで、2009年から不定期に開催しており、僕らはその第3回(2010年1月)から出演させてもらってます。
今でこそボカロ曲を演奏するライブというものが、当然のように巷に溢れていますが、ドキ生の始まった2009年ごろはまだまだそういうものも珍しかったように記憶しています。
当時はネットとリアルを切り分ける風潮があり、顔出ししている人もほとんどおらず、ボカロというネットの存在とライブというリアルの存在はかなり切り離されたものでした。
歌い手ライブというものはすでに広がりを見せていたのですが、まだそれも今ほど受け入れられてはおらず、今以上に「歌い手(笑)がライブ(笑)」という、嘲笑に近い認識が強かった時代です。
さらに、ボカロPを実演家としてフィーチャーするという考えも薄く、あくまでボカロPは"初音ミク"の裏方であり、乱暴に言えば「裏方が表に出てくるな、調子にのるな」という風潮さえあったように思います。
そんな状況の中、当時からバンド活動とボカロP活動を並行して行っていた僕としては、バンドとボカロ、リアルとネットの距離の取り方について考えあぐねていた時期でもあります。
その折、NO LEAF CLOVERとしてこのドキ生というイベントに誘っていただき、ボカロPのライブということのイメージも上手く湧かないまま、出演させていただいたのが第3回でした。
そのときステージに立って、あるいは客席から共演者のステージを見て、本当に心から楽しんでいるお客さんを見て、ああ表方だとか裏方だとかネットだとかリアルだとか距離の取り方だとか、そういうチンケな考えなんか要らないじゃないか、楽しい物を楽しむことに垣根を作ってどうするんだ、とまさに目の覚めるような思いでした。
当時はボカロPをやりながらバンドをやっていると、「バンドの売名のためにあいつはボカロをやっている。ボカロに愛なんか無い。」と揶揄されたこともあります。
でも僕にとって、バンドをやることもボカロPをやることも「楽しいから」という一つの理由に基づいています。
他人から見てどう思われるかはわかりませんが、ボカロ曲を作って投稿して楽しいと思う気持ち、ボカロを通していろんな人や物事と出会うことを楽しく、喜ばしいと思う気持ちは、僕にとっての僕なりのボカロ愛だと思っています。
他人からどう揶揄されようと、この楽しいものを楽しむ気持ちに垣根なんかない、と強く確信できたのは、「ドキ生」というイベントがあったおかげです。
そういう楽しむこと、感じること、伝わること、伝えることに垣根なんか要らないだろ、という気持ちで書いた「HERE」という歌を、2015年ドキ生Rの最後の1曲として歌えて、本当に嬉しく思えたイベントでした。
ボカロシーンはすでに衰退したというような風潮もありますが、そんなことはお構いなしに、ずっとずっと続いていって欲しいイベントです。
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さてそんなライブ続きの中、実はボカロのアルバムも作ってました。
KEI 6th VOCALOID ALBUM
「TOY」
■クロスフェードデモ動画
・ニコニコ
http://nico.ms/sm27535874
・YouTube
https://youtu.be/Ot7T5BRLBz0
ということで、2013年ぶり、自主制作では2012年ぶりにアルバム作りました。
今までコンピとかに入れてた曲を整理して、リミックス&リマスタリングした一枚です。
よほどのハヤシケイマニアだったら全曲聞き覚えはあるかもしれないですが、音はかなり変わってると思うので、曲を知ってる人も知らない人も、お手にとって聴いていただけると嬉しいです。
今回はジャケット等のデザインもほぼ自分ですべて行いました。
もっとデザインの専門家にお願いしたほうがいいモノはできるかもしれないし、音周りに関してももっと上手な人に頼んだほうがクオリティは上がるかもしれないです。
が、今回の音源に関してはそれ以上に「自分でやる」ということを大事にしたいと思った結果です。
自分のペース、自分の考え、自分の好み、そういうものを最大限反映した「自分のモノ」を作りたいという気持ちで今回取り組みました。
あるいはこれを手にとって聴いてくれた人が、あのハヤシケイって奴、不器用なりにも一人でこれだけのことはやれるんだな、だったら俺にも何かできるかもな、って思って、何か新しいことを始める一個の理由になってくれたら、という気持ちもあります。
おこがましい考えかもしれませんが。
初頒布は11/14(土)開催のボーマス33で行います。
THE VOC@LOiD M@STER(ボーマス)33
会場/ 池袋サンシャインシティ文化会館2階 展示ホールD
配置/ ア04
サークル名/ HOMING ECHO
にてお待ちしてます!
[>>THE VOC@LOiD M@STER ウェブサイト]
http://ketto.com/tvm/
あ、ちなみに通販もすでに準備してます。
Amazonの方で取り扱ってますので、ボーマス来られない方はぜひ通販もご利用ください。
[>>「TOY」通販ページ]
http://goo.gl/0eEKWK
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11月の予定としてはもう一件。
11/29(日) NO LEAF CLOVERライブ@新宿Marbleが決まってます。
この日はお昼のライブ。
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■11/29(日) NO LEAF CLOVERライブ(daytime)@新宿Marble
アシタカラー×Marble共同企画
「お昼カラーMENくらったスリーマン」
開場/開演 11:30/12:00
前売/当日 2,000/2,500yen (ドリンク代別)
出演/ アシタカラー / オトノウラ / NO LEAF CLOVER
お昼の時間のライブです。
当日はアシタカラーの曲名にちなんで
アシタカラー奥田よういち特製パスタを
スタートまでにお越しの先着30名様に振る舞います!
詳細・チケットご予約は下記ページからどうぞ
[>>NO LEAF CLOVER Live Information]
http://nlc.nobody.jp/pc/index.html#live
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という感じで、アシタカラー主催のスリーマン企画。
なんとパスタの振る舞いもあるという美味しいイベント。
ていうか出演者の分はあるのかな……僕も食べたいんですが……。
お昼のライブということで、ライブ見た後に新宿で遊んで帰るとか、遠方の人は朝東京に来て夜帰るなんてのも可能だし、これは来るしかないですね!!
というわけでお待ちしてます。
どうぞよろしく。
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中身のあるような無いような話ばかりになってしまいましたが、たまに気が向いたらこうやって書いていければ。
リアルタイムの近況はTwitterの方でよろしくです。
twitterID: homing_echo
ではでは。